ルアンパバン12日目
今日はルアンパバンでボートレースの行われる日ということで、朝から観に行ってみた。
ちなみに今朝の朝食はゆで卵とブレッドセット。
結構質素…ゆで卵がなんとなく口に合わなかった。
ホテルのスタッフに場所と時間を聞いて徒歩で向かう。メコン川の支流(ナムカン)の方へ行ってみると出店が凄い。
昨日も凄かったが今日も同じくらいたくさんの店が並んでいる。
少年僧も射的で遊んでいて可愛い。
ニューハーフが一生懸命にミネラルウォーターの宣伝をしたりしていた。
とりあえず川沿いに歩いたがどこがスタート地点なのかよく分からず適当に空いていた場所を取って始まるのを待った。
知らん間にレースが始まった。
1:1のレースを何組も行なっているようだった。
ゴール地点の方へ行くと解説やLiveカメラが来ていて大盛り上がり。
解説は何を言っているか分からないがとにかく熱い。ラオス人が熱くなっている姿は面白かった。
強豪チームが強すぎて、あまり接戦とかにならないみたい。
今日も日差しが強く堪らなかったので、レース観戦を辞めてゴール地点のさらに向こうまで歩いてみた。
ちょうど半島のようになっている部分の先にあたる場所に、眺めのいい公園?を発見。
地元の人たちの憩いの場っぽい感じ。
さらに進んで行くと、綺麗めのカフェを発見。
値段は高め。ホテルのカフェのよう。
ちょうど角で眺め最高の1人用テーブルが空いていたので座らせてもらった。
アイスチョコーレート美味すぎ!
ルアンパバンでよく見る竹製のストロー。
エコ意識が強い。
よそのレストランでも、Do you need a straw?の広告をよく見かけた。
ご飯と美味しそうだったけどお腹空いてなかったので、ドリンクだけ。
眺めもいいし、風も心地いいしで眠くなった。
穏やかな心持ちでいられる。
とても気に入ったので明日も行こうと思っている。
それから、Sakkaline Rdの方へ戻って以前から素敵だと思っていたカフェへ。
「La cafe van bat sene」
アジアンフード有り。
Pho(20,000)があったのでチキンで頼んだら自分の知っているフォーではない麺だった。すごく美味しかった。
ついでにアイスも食べた。これは25,000キップほど。ちょっと高い割には飾りもなくただのチョコレートアイスだった。
それでも綺麗で居心地のいいカフェでした。
横の細い道がおしゃれ。
最近屋台ではなくカフェレストランに行くようになった。
屋台飯が食べられない、というわけではないし普通にそれも美味い。
が…なんとなく気づいてきたが、
麺類(カオソーイやフォー)の場合、屋台とオシャレカフェであまり値段の差がない。
相当ローカルな屋台(7,000キップで売ってるのを見たことがある)でもない限り、
観光客が多く来るような立地の屋台だと大体15,000〜20,000キップと、カフェレストランと大差ない。100〜200円の誤差に過ぎない。
まあその100〜200円がここでは大きいと言えばそれまでだが…
なんにせよルアンパバン滞在も残りわずかとなってきたので、あとは残り金を握りしめてカフェ巡りをしたいと思う。
いい感じの裏道。
ルアンパバン11日目
今朝、Moon's house hostelでの最後のバナパンを食べた。
バナナシェイクとバナナパンケーキ。
こういう組み合わせは普段ならタブーだが、今日は最後なので特別に選んだ。
そして今朝友人はバンビエンへ去って行った。
一人ぽつんとなった私を全力でフォローしてくれるMoon'sのスタッフ達…。
オーナーはベトナムの女性で、Jackはカム族出身らしい。あと金髪で背の高い白人のスタッフもいて、みんなで仲良く働いている様子が素敵だった。とにかくみんな親切。温かみがある。
最後、ランドリーサービスを頼んでいた洗濯物を受け取って見ると全部綺麗にたたまれていて、大変エモくなった。
(再掲:初日のゲストハウスで頼んだ時は適当に袋つめされて、さらに白いTシャツが青く染まって返ってきた)
あまり旅先で出会いがどうこう、とか期待(想定)していなかったので、独りよがりかもしれないが今日は少し胸が詰まった。
それから、例のメインロードの出店を見に行ったら予想以上に規模が大きくてびっくり。
ナイトマーケットの比じゃないくらい。
売っているのは地元民向けの衣服や生活用品で、huaweiのブースもあった。
街で着ている人をたまに見かける、「ユニクロ」と書かれたウィンブレも売っていた。
ちなみにnorth(偽)のウィンブレも30,000キップ(=390円)で売っているのを見かけた。
東南アジアの若者が結構オシャレに見えるのはブランド品の偽物が格安で出回っているからなのだろう。偽物でもオシャレに見えるんだからブランド品は凄い(?)
正規品で安くてオシャレな服ってそんなにない気がする。デザインが良くても質が悪くて長く着れないだろうけど。
とにかくメインロードの出店は多すぎて全て回るのは無理だった。片側だけ歩いて、暑すぎて堪らなくなったので退散。
ちなみに出店は13時ぐらいまでで、そのあとは普通に車両の通行が再開していた。
ゴミが散乱して凄い光景だった…。
誰かが片付けるんだろうね、誰かが…
午後、5つ目のホテルにチェックイン。
部屋、バスルームとも良好。
Wi-Fiは最初繋がらなかったが夜には繋がっていたのでOK。
テラス付きなのが良い!
ただ隣との壁がオシャレ木彫りのため若干姿が見えるのが気まずい。
夜は外で涼むのが好きなので嬉しい。
明日はボートレースを見に行く。
ルアンパバン10日目
ここ数日雨が降っていない。
強い日差しと暑さで外を歩くのが苦になってきた。
今日は大して何もしなかった。
旅行会社で洞窟へのslowboatを予約したくらい。
とりあえず明日で…と言ったが、
明日はホリデーか何かでメインロードに屋台が並ぶらしい。
それは「面白い」のか?と旅行会社のおばちゃんに聞いたところ、「面白い」との事だったので、明日はそれに行く事に。
明後日はボートレースがあって、そっちはもっと「面白い」らしい。
結局パークウー洞窟は月曜日に行く事にした。
午後は何をしたかはっきり覚えていないが
ぶらぶらしていたと思う。
それから昨日の夜ナイトマーケットでオーダーメイドを頼んでいたシンを取りに行った。
昨日頼んだ時に30,000キップ先払いして、受け取る際に50,000後払い。
出来上がったスカートがかなり素敵だったので気持ちとして10,000キップ渡した。
街の仕立て屋さんなどで頼むとどれくらいするのか分からないが、縫い目も十分綺麗だったのでオーケーです。
夜はこちらで知り合った日本人メンで中華料理「Vins」(ルアンパバンで3軒目)
ここは地球の歩き方に載っているだけあって、綺麗で美味しい。店員もイケていた。
炒飯をチョイス。
ドリンクのアイスミルクチョコが最高。
ルアンパバンはチョコ系のドリンクが美味い気がする。
さすがにフルーツシェイク系は飽きてきたのもある。
それから、ルアンパバンでルームシェアしていた日本人の友人(こちらで知り合った)がバンビエンへ移動する事になったので、
Moon's house hostelを去らなければならない時がきてしまった。
このホテルはシングル用の部屋がない。
ダブルを1人で払う金銭的な余裕はなかった。
このホテルはスタッフ、Wi-Fi、立地、ランドリーサービス、朝食全てにおいてナンバーワンだ。できれば留まり続けたかった。
しかしルアンパバンを出た後は、バンコク・ハノイ・香港への滞在予定があるためここで浪費するわけにはいかなかった。
仕方なく5回めのホテルチェンジ。
「Pangkham Lodge」
一泊千円ちょっとで、朝食付きのダブルベット・メインロードに面しているホテルがあったので予約。
元々一人で来たので、一人になるのは当たり前なのに少し寂しい。
ルアンパバン9日目
今朝は早起きして托鉢を見に行った(再チャレンジ)
ホテルの門が閉まっていたので、エントランスで寝ていたスタッフを起こして開けてもらった。
前日に一言いっておいたのもあるが、声をかけた瞬間にシャキッと起きあがって、
眠りを邪魔されたにもかかわらず嫌な顔一つせず扉を開けてくれた。
ちょうどホテルの前で地元の人数人がお布施していたので見学。
なぜかその場でみんなでお経を唱え始めた。
前回メインストリートで見たときは歩いてるだけだったけど…
まだ年少のお坊さんはあくびをして
いて可愛かった。
それからメコン川で朝日でも見ようかとぶらぶらしていたがお腹が空いたのでホテルに戻った。
今朝はバナナパンケーキをオーダー。
見た目は萎んでいるように見えるが、中にちゃんとバナナが入っていて美味しかった。
朝食のあと眠くなったので昼まで寝て、目が覚めた頃には大分天気が良かったのでそのまま対岸へ出かけた。
前回目をつけていた、村の小学校のシン(ラオスのスカート)を購入!
なぜか22,000キップ→35,000キップに値上がりしていた…。
頑張ったけど、値下げしてくれなくて諦めて言い値で買った。
まぁ、こういうのは値段じゃないから…
で、チラッとおばさんのスマホ画面が目に入ったのだが、設定言語がバリバリ中国語だった。
え?どうして?中国人なの??…
でも話している言葉はラオ語っぽい。
中国の方言だとしても聞き覚えのない言葉。
ラオスでは中国の安いスマホが普及してるみたいだから、その関係かな?
設定言語にラオ語がないとか。
中国語のまま使っていて何となく慣れていったのか。(漢字だけど、そんなことある?)
なんかよく分からないけど、とにかく考えないことにした。
中国人から買ったなんて、なんか白けちゃう。
前回と同じく、チョムペット寺院へ。
今日は村全体に人気がなくて、寺院も無人だった。
番犬風の犬が3匹ほどうろうろしていて怖い思いをした。
さすがに咬まれたらマズイだろう。
凛々しい白い犬。
近づかないよう茂みを歩いていると今度は細い蛇が出てきた。
オレンジの袈裟が干してあったり、と明らかに人が生活している気配はあるのに
姿が見えるのは犬と蛇だけ、あとは色とりどりの可愛いお花が静かに咲いている。
人だけが消えた後の世界、みたいな不思議な雰囲気が良い。
不思議な国の寺院。
魅せられます。
ルアンパバンに来るなら、ぜひここへ立ち寄ってみてほしい。
寺院だけじゃなくて村の様子も、タイムスリップしたようで面白い。
タイムトラベラー CHITAがゆく
ラオスの旅も残り6日となりました。
メコン川の夕日
ブログ記事のタイトルがいまいち内容に即していないと思う。
あとでちゃんと読み直して、整理します。
アクセス数が増えてきたので嬉しいです。
さて8日目の今日、素晴らしい景色に出会った。
メコン川の夕日です!!!
日中空が青かったので、夕日が沈みかけるとグラデーションに。
太陽のイラストによくあるように、橙色の光がまっすぐ伸びていて、それがメコン川に映って水面が色とりどりに輝いている。
川沿いのブロック上で写真を撮っているといつの間にか観光客が湧いていたので、別のスポットを探し歩く。
ちょうど船乗り場に降りる階段があったので、そこを降りていく。
道路よりも下なので、車やバイクの音から解放されてとても静か。
ささやかな虫の声にちょっと秋を感じた。
時々小さな舟が通り過ぎていくのがまた風情あり。
こんな景色を見ちゃって、いいんですか?という気持ちになる。
いつまでも眺めていられる。
ここへ来てよかったと本気で思った1日でした。
ルアンパバンの中国料理
今日は一日中空が晴れていて雨が降らなかった。
ルアンパバンに来て8日が経つが、全く雨の降らない日というのは今日が初めて。
喉も痛いし、そろそろ馴染みの味が恋しくなってきたので船乗り場の近くにある中華料理屋に入ってみた。(前回の中華料理とは別)
メニューの豊富さに歓喜。
しかも前回よりも安いじゃん。
水餃子もある!ということでここに決めたが、
店に入ると普通に店員が簡易ベットで寝ていた。
ニーハオと声をかけるも全く起きない。なんか申し訳ないな、と思いつつ待っていると、
うっすら目を開けてこっちをみて、そしてまた寝た。彼はまだ夢の中にいた。
これもうダメだな、と思い一旦退散。
しかしやっぱり中国料理食べたい。
戻って中国人を起こすと、今度はパチっと目を覚ましメガネをかけて始動。
起き上がり簡易ベットを片付けるまでが凄くテキパキしていた。
炒飯と水餃子、スープ(青菜豆腐汤)を注文して待っていると、奥で米を洗う音がし出したので本当に驚いた。まさか今から米を炊くって?
店内には汚い中国製の炊飯器しかないようだが、この炊飯器は日本の物より有能なんだろうか?
流石に米の用意はあったようで、炒飯は割とすぐに出てきた。
疑ってごめんね。
さて味に関して言うと微妙。いや、美味しくなかった。
でもここは中国じゃない。食材や調味料にも限りはあるだろうから、仕方ないと思う。
ただ水餃子は、せめてちゃんと包んで欲しい。
東北の水餃子が恋しくなった。
炒飯はこの3品の中では1番まともだった。
まあ炒飯がダメだったら、もう中国人としてアウトなんじゃないかな。
やっぱり中国料理は中国で食べましょう。
見た目もよろしくなかったので写真はありません。
クァンシーの滝
クァンシーの滝へ向かうミニバン。
山の中の道はなかなか景色が良かった。
時折ハッとするような豪華な邸宅や、中国語の看板が見えて来る。
oppoやhuaweiのショップを多く見かけた。
こんな山の中にまで進出しているのだから、凄い。中華の力、恐るべし。
看板やバルーンのアーチを見ると中国の街が懐かしくなる。
ガタガタの道だが、結構スピード出てる…対向車とのすれ違いが怖い。
助手席に座っていたので、ぶつかったらひとたまりも無いなァとドキドキ。
対向車と衝突して、吹っ飛ばされてその辺の茂みに転がって…とかこわい妄想をしているうちに滝の入り口(にある村?)に到着。
まあどこの観光地でもあるが、入り口周りに飲食店やお土産屋が並んでいる。大体こういう場所の物価は高いと思っていたが、フルーツシェイクが普通に15,000キップと街中と同じ値段で売っていてちょっとビックリ。
チベットの山中の湖へ行った時は、中華料理が市内の3倍くらいの値段だった…。(市内の3倍は汚い)
滝への入場料は20,000キップ。
今は雨季のためほとんど濁流のような感じで、ガイドブックの写真とはまるっきり違う。
この点はあらかじめ理解してから行ったので、いざ飛沫をあげて叩きつけるように流れ落ちる滝を見ても困惑しない。ただ、少しでもエメラルドグリーンの水が見れるんじゃないか、と若干の期待を胸に秘めていたことは否めない。
残念ながら美しいエメラルドグリーンの水は見られなかった。
でも、この迫力は雨季だからこそ。
泳ぐのは無理だが、足をつけるくらいなら可能。
それでも水の勢いに足を取られそうになってちょっと怖かった。
初めて水の強さを知った。
なんか海パンを履いた韓国人が居たが、泳ぐつもりだったのだろうか…気の毒。
メキメキにいれた刺青が虚しく見えた。
やっぱり、エメラルドグリーンの水、見たかった。