夏の終わり金沢
また気がついたら9月も半ばに差し掛かっている。
前回の投稿から2ヶ月経った。
その間自分は何をしていただろうか。
振り返ってみても特にこれといった出来事はない。。
かと言って何もしなかったわけでもなく、
人間関係の区切りが一つついたところも実はある。
それにしても、
時というのは留まることを知らないのだなあ。
朝が来て、夜が来てまた朝が来る。
いつの間にか夏になって、でも朝夕の風の気配でそれももう終わりが近づいていることを感じる。
秋はどうせ秒で過ぎ、冬になる。そしてまた1年が…
止めたくても止められない。
背けたくても背けられない。
四季のない世界へ行きたい。
前は、変化の激しい生活に憧れていたが
今はもうなるべく均等で静寂な日々を過ごしたいという願望がある。
最近全く自然に身を置いてないというか
良い景色に出逢ってない(赴いてない)ため
人生のスケールが急速に縮小した気がする。
最初はそういうことにつまらなさを感じてたがもはや慣れてしまった。
精神的にきつかった時期はもう過ぎたので
夜家で奇声を上げるとかは無くなったが(ヤバイ)
長く眠れなくなって休日も早朝に目が覚めるようになった。
年取ってる感じする。
早起きは別にいいけどそうすると1日が長くなってそれはそれで疲れる。
そういえばこの間中国茶に関する文章を少し読んで、そこに「中国の絵画では余白が重要。生活の中でお茶はその余白を担っている」というようなことが書いてあった。
1日が長くなっても、余白をちゃんととれば生活は豊かであるに違いない。
最近暑いからあんまりお茶淹れてなかったけど
鉄器の急須もあるし、またやろうと思った。
あと最近焼き物にも興味湧いてきて
美濃焼の皿をもう3枚も買った。
透かしてみるとろくろの跡が見えるのがすごい良かった。
なんだか支離滅裂な感じですが、
とりあえず生き急がなくていいよと自分に言ってやりたい。