TIME TRAVELER CHITA

I'm CHITA, Hongkong super star.

遊びの定番、ロッテタワー

ソウルのシンボル、ロッテタワー。

遊園地、水族館、百貨店、スケートリンク、なんでも揃っている。

 

ソウルに来たらとりあえずここって感じだろうか。

 

中国人の爆買いもここで見られる。

友達は以前、ロッテタワー内のメガネ・サングラスショップでバイトしていた。

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去年まではこの中国人の列が3〜4層にもなっていたらしい。今はこれだけだ。

爆買い日本だけでなく韓国でも下火になって来ているようだ。

 

このブランド、ジェントルモンスターはあの范冰冰が使っているとかで中国人に人気である。

范冰冰といえば、中国人でその名を知らない者はいないくらいの超有名人。

色々あったが、また活動を再開するっぽい。

 

 

 

 

去年はその友達の優待券で水族館に入った。

今年は地下にあるスケートリンクへ行った。

社割みたいなものがあるらしく、正規価格の半額でチケットが買える。

といってもほとんど全て友達の奢りだったので…持つべきものは友だなと思った。

 

 

地下のスケートリンクについて前にネットで調べたとき、キムヨナが昔練習していたという情報があった。

結構広くて、天井が吹き抜けになっている(上階はロッテワールド)ので開放感がある。

 

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客は少なく、空いていて滑りやすかった。

中央部にコーンが置かれ、スピードスケートのこども教室をやっていた。

ちらほら、フィギュアスケートのレッスン生みたいな子供も見かけた。

どこの国にもスケートママはいるんだなぁと実感。

 

 

 

久しぶりにスケートをして疲れた。

友達が撮った動画を見たら、滑りが下手になっていて(元々大して上手くないが)悲しかった。

 

 

 

こうして思い出して書いてみたが、

ソウルでの遊び方はまだよくわからない。

遊びの定番と書いたが、現地の若者よりも外国人観光客の方が多いのかもしれない。

地下や一階〜におしゃれなカフェがたくさんあるので適当にお茶するならちょうど良いかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チベ隊、別れの日

5泊6日のチベットツアーはあっという間だった。

 

旅立つ前は全く知らないもの同士だったのに、縁あって共にここまで来てくれたHさんとDさんにはとても感謝している。

楽しい思い出になった。

そしてたくさんの美しい景色を共有した。

 

友達同士の仲良しグループではこんな旅できない気がする。

旅程の計画や、現地での行動なんかを通して大抵微妙な感じになっていくものだと思う。

自分は複数人で旅行したことがないからそのような偏見をもっているだけかもしれないが…

 

はじめまして、から始まって

旅を通して少しずつ距離が縮まって

居心地が良くなったところで解散。

 

まだ物足りない、と言うくらいで帰るのがちょうど良いと思う。

 

ラサを出る朝、しょっちゅう通っていた東北餃子の店で朝食を買った。

味付きの豆乳と、肉まん。

例の人の良さそうな店主に、今日帰るよと挨拶した。

そっかー、また来てね的な感じで別れた気がする。

あのおじさんはいつもニコニコしていた。

開店は6時だと言っていたから、4時とか5時から仕込みをしているのだろうか。

あのチベット族の女の子は頑張っていくんだろうか。

 

 

 

行きは鉄道だったが、帰りは飛行機にした。

空から見る山も綺麗だと聞いていたからだ。

ラサの空港は小さかったが激混みで

荷物が何度も何度も引っかかって困惑した。

 

無事に搭乗し、機内の窓から最後の青空をのぞいた。

青すぎるくらいに青いチベットの空。

名残惜しかった。

 

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昼過ぎに西安について、本当は兵馬俑なんかに行けたらいいなと思っていたが

兵馬俑はちょっと遠いので時間的に厳しかった。

 

翌朝の便で日本へ戻るため、旅の最後は実はまた西安だった。

今回のホテルは空港の近くで、ホテルと少しばかりの飲食店以外何にもない場所だった。

 

ホテルの人はとても親切で、空港までミニバンで迎えに来てくれて、次の日はかなり朝早い便だったがそれもオーケーとのことだった。

 

今回はドミトリーではなくトリプル。

横並びのベット3つ。修学旅行形式。

 

まだまだ時間があったので、ホテルの周りを散策した。

本当に何もない。寂れた畑か、小さな飲食店。古いアパート。

見捨てられた辺境の町みたいな雰囲気だった。

あんまり治安は良くなさそうだった。

 

 

Hさんは中国の火鍋を食べたことがないそうだったので、近くにあった火鍋屋に入った。

そこは単独火鍋で一人1つ小さな鍋を食べる形式だった。

本格的な火鍋ではないけど、これなら各々好きな風に食べられる。

野菜や肉はバイキングだった。

ちなみに衛生面はよろしくなく、調味料には虫がたかっていた。

野菜や肉は冷凍庫の中なのでまだ無事と言えるが神経質な人は無理だろう。

 

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一人27元。

400円ちょっと。

旅の終わりの火鍋は値段の割に美味しかった。

 

 

 

その夜、まるで修学旅行のようにはしゃいだ。

標高の高いチベットでは我慢していたはしゃぎ、大笑いがついに解禁された。

旅の思い出を3人で頭から振り返って楽しんだ。

翌朝かなり早い便だったので、そこそこで寝たがあんなに楽しい夜はなかなかない。

旅が無事に終わった安堵感も相まっていたんだと思う。

 

 

 

 

いよいよ最後、関空でお別れ。

わたしがバスに乗り込むとき、Hさんは少し泣きそうな感じで手紙を渡してくれた。

Chitaさんがいなかったら来れなかった、と。

何だか本当に旅行ドキュメンタリーみたいになってしまって、自分まで涙目になっていた。

 

 

 

あれから日本で何度か2人と遊んだ。

時が経つにつれてあの旅は夢だったかと思うほど儚く美化された。

あんな旅をまたしてみたいと思う。

 

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チベット回想

だんだん順序立てて書くのが難しくなってきた。

 

一年以上前のこととなると、どうしても細部は忘れがちだ。

記憶が混同している場合もある。

 

やはり旅の記録はリアルタイムが一番良い。

自分で読み返してみても、思い出の濃度が高くて心が満たされる。

 

チベット旅行のことを書くにあたって、iPhoneやデジカメで撮った写真を見返していたが

事実の説明や景色の描写はできても、

写真には映っていないところまでは書けない。

あんなに手当たり次第撮りまくっていたのに、

自分の感じ方や想像していたことはぼんやりしていて記録にならない。

ちゃんとメモしていかなくては。

誰かが撮った写真を見ているのと大して変わらない気がしてくる。

 

チベットで撮った写真で一番気に入っているのは多分これ。

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こんなに気持ちの良い道路、他にあるだろうか。

運転したくなってくる。

 

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表情豊かな山。


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どの家にも中国の国旗が立てられていた。

 

 

 

 

夜のポタラ宮

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ポタラ宮は昼間、中に入って見学することが出来る。

中も見所たくさんで素晴らしいが、夜のライトアップも幻想的で美しい。

 

この白い壁は牛乳と蜂蜜でできているとガイドが言っていた。

 

この夜、我々はゲストハウスから大通りを通って徒歩でポタラ宮まで出かけた。

街中でも荷物検査ゲートがあったが、問題なくパス。

 

夜は少し肌寒い。

街灯に照らされた石畳は濡れたように見える。

標高3700mの夜の寒さは、冬の寒さとはなんか違う気がする。

 

ポタラを眺めながら散歩していると、

物売りの少女が近づいてきた。

紐を編んで作る中国の飾りを売っているようだった。

一つ五元という。

別に高くもなんともないが、路上で近づいてくる子どもの相手をするのは気が引けた。

もう夜だし、どこでなにがあるか分からない。

しかし、

ハイハイ、買わないよ。

と適当にあしらってもペタペタ付いてくる。

 

荷物をすられるかも知れないと警戒しながらも、ちょっとだけ可愛いなと思い始めてきた。

母親と思しき人がベンチで座って何かしている。

 

母親が作って小さな娘に売らせているのだろうか。

 

小さな子供に売らせることで客の同情を誘い、物を買わせるという作戦は珍しいものではないだろう。

本当に売っているだけなのか、或いは販売と見せかけたスリが本業なのか、それとも別の詐欺の手口を持っているのかは分からない。

 

分からないから、私はお店や屋台以外で財布を出して物を買うことは絶対にしないようにしている。

 

中国人は路上の物乞いに恵みを与えているのをよくみるが、それは物乞いビジネスのケースが多く、「仕事だから」というよくわからない理由で金を恵んでいるらしい。

物乞いビジネスの話はまた別項でまとめたいと思う。

 

とにかく、ただの旅人である自分が

安全か安全じゃないかを見極める手段はほとんどないと思っている。

話しかけてくる人が皆善意をもっているわけではない。

ありとあらゆる手口で金を奪おうとしている輩も少なくない。

だから、トラブルを避けるためにも路上で知らない人とは口をきかないしお金も出さない。

 

自分の身を守るためにずっと貫いてきたことだったが、ポタラ宮の前でいつまでもペタペタ付いてくる女の子につい気が緩みそうになった。

 

でも自分の中で頑なに守ってきたこのルールは、既にそう簡単には解けないようになっていた。

買わないよ、と言いながらまっすぐ歩いていくうちに女の子は諦めて別の中国人観光客の方へ寄っていった。

 

しばらくして振り返ってみると、ひとりの中国人の女性がいくつか買ってあげていた。

「だって、こんな小さな女の子が売ってるんだよ」と話しているのが聞こえた。

 

なんだか急にその女の子が売っていた飾りが欲しくなって、

1つ五元ならお土産として結構コスパ良いんじゃないか、やっぱり買ってあげようかな、

と、もと来た道を少しだけ戻ったが

その子はもう居なくなっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

韓国へ

近々韓国へ行こうと思っている。

 

私のベストフレンドは韓国人で、いまはソウルに住んでいる。

去年の二月にはこっちからソウルに会いにあったし、夏休みにはベストフレンドの方が日本に来てくれた。

元々は中国の大学で出会ったので会話は中国語。

今までKポップとかほとんど聞いたこともなく(PSYは好き)、韓国料理もそんなに知らなかった。

つまるところ私は韓国について何も知らないし、特別な興味を抱いていたわけではなかった。

このベストフレンドに出会ったことで韓国ファンになったかというとそういう訳でもなく、つまり彼自身が好きなのであった。

 

去年の二月、初めて一人でソウルに行った時の思い出を書き留めておこうと思う。

 

 

 

 

正直、ソウルは日本の東京とか大阪とほぼ変わらなかったので特別面白い風景とかはなかった。

高いビル群も、比較的清潔な路上も、可愛いお店も、「都市」としての機能がちゃんと存在してる感じも

自分にとってなんら新しいものではない。

見たことある。或いは頭の中でイメージできる。そういう雰囲気だった。

 

その時の天気はあんまり良くなくて、街全体がグレーがかっていた。

今回泊まったゲストハウスは中心地から離れた古い通りにある、韓国の伝統的なおうちをカラフルにリメイクした所で、一泊2000〜3000円だったと思う。

外は凄く寒かったが、中はオンドル(韓国の床暖)のおかげでかなり暖かかった。

外…あまりよく分からなかったが、ゲストハウスの周りはなんとなく寂れていて退廃的な雰囲気が漂っていた。

路上に野菜とかスパイス?を並べて売っているのはさすがに日本ではもう見られないか。

こういう郊外の雰囲気は中国と日本の中間くらいなのかもしれない。

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寒空の下でベストフレンドと1年ぶりの再会を果たし、その辺の飲食店に適当に入った。

下町とかにある昔からやってる大衆食堂みたいな感じで、韓国の一般的な料理を出しているようだった。

よく分からんので、韓国のうどんを頼んだらこれがとても美味かった。

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あっさりめの五目うどん、といった感じか。

油揚げやニンジンなどの具がたくさんで、汁がいい味出していた。

友達はなんかトンカツみたいなものを食べていた。

 

去年の二月というと、冬のオリンピックがちょうど韓国で開催されていた。

温かいうどんをすすりながら、日本対韓国のカーリングの試合を見た。

日本のカーリングのチームが可愛いとか流行語が生まれたとかは聞いたことがあったので、

おっこれがカーリングか〜と思って見ていたが、例のフレーズが全然聞こえない。

というか日本チームあんまり映してくれない。

 

よく考えたら韓国側のテレビなので、日本チームの音は拾ってない。

結局「そだね〜」を聞くことはできなかった。

 

途中店内に入って来たお客さんが、

突然日本語で話しかけてきたので驚いた。

奥さんが日本人だそう。

韓国には日本語話せる人が結構多いみたい。

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みんなでカーリングの試合を楽しんだ。

結果、日本は負けた。

 

 

 

カーリング、ちゃんとみたら結構面白い。

韓国のうどんも美味しかった。

それからもう1つ気に入ってるのは前述のオンドル。

めっちゃ暖かい。

ゲストハウス自体小さいので、ドミトリーはものすごく狭いがオンドルのおかげでポカポカしていて居心地最高。

将来家を作ることができたら、ぜひオンドルを取り入れたい。

 

 

今回のソウル滞在は数日間と短期だったが、ロッテタワーの夜景や水族館、弘大のファッションストリートやビリヤードなど、普通に楽しかった。

 

最終日の早朝、友達と韓国の朝マックを約束していたので

ゲストハウスの真ん中(四角に囲まれた中庭がある)でぼーっと待っていると、

リビングで朝食を食べていた韓国人の若いお母さんが声をかけてきた。

簡単な英語だったが、寒くない?一緒に朝ごはん食べようよ、というようなことを言っているのだとわかった。

 

このゲストハウスには小さいリビングがあって、トーストとコーヒー、オレンジジュースが無料で食べられる。

若いお母さんは9〜10歳くらいの女の子、7〜8歳くらいの男の子と一緒だった。

みんな英語はあんまり喋れなかったけど、コーヒーとかトーストをすごく勧めてくれた。

子ども達も恥ずかしがらずにニコニコしてて可愛かった。

 

お母さんはGoogle翻訳機能を使って、

どこからきたの?とか韓国好き?とか聞いてきた。

まだ外は寒い早朝のリビングで、温かいトーストをかじりながら韓国親子とやさしい交流をした。

 

外国語が話せなくても、わざわざ声をかけて一緒に朝ごはんを食べようと誘ってくれたことに心が動かされた。

もし自分だったら遠慮してしまうと思う。

断られたりしないかな、とか、話しかけてうざがられたりしないかなとか思うだろう。

 

一緒に朝ごはんを食べたという些細な出来事だけど、心に残る思い出となった。

 

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ちなみに韓国の朝マックは結構良かった。

チーズ餅の揚げたやつが美味しかった。

 

韓国近くてありがたい。

友達にすぐ会えるのは嬉しい。

日本国内に住んでいても滅多に会わない人もいる。

世界のどこにいても、ちょっと頑張ればまあ大体の人には会えると分かってきた。

思ってるより世界は近いし、些細なもので構築されているように感じた。

 

チベットやペルーのようなザ・異国感はないし、万人受けするような面白エピソードもなかったけど、個人的に良い気分になれたのでよかったと思う。

 

しいて言えば、地下鉄を降りたホームのところで急におじさんに日本語で

「あの、日本人ですか?」

と声をかけられたことかな。

 

普通に混雑してたし、え?なんでこのタイミングで声かけた?と思った。

 

日本語上手い人多い。

私も、もっといろんな言語を積極的に話してみたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

懐古 ルアンパバン

チベット編を書き終わるのはいつになるでしょうか。

 

チベット旅行から一年経つので記憶も薄れつつある。面白エピソードだけでも記録したい。

 

 

さて、なんだか最近事あるごとにルアンパバンでのvacationを思い出す。

 

あの広大なメコン川から眺める夕日の輝き、カオソーイ、毎晩通ったナイトマーケット、対岸の村、人気のない寺院、ラオのプレイボーイ、上海おぢさんとの羊鍋、日本人のともだち…

 

いちばん幸せだと感じたのは、最終日ムアントンホテルのプールサイドでひとり、

青い空に流れる白い雲を無心で眺めていた時。

何もしない、何もしなくていい。

誰も何も言わない。誰も自分のことを知らない。

ここでどんな風に過ごそうが、自分から言いさえしなければ、誰も知ることはない。

噂されたり非難されたりしない。

 

日焼けが少し気になるが(下着のような格好でいたことも少し気にしていたが)

とくに考えるべきこともない。

自分の感情を刺激するようなものはあまりない。

とりあえず、なにもない。

 

ああ、ルアンパバン。

すっかり心の拠り所になってしまった。

行くあてがない人には是非勧めたい。

1人になりたい人には絶対に。

 

ルアンパバンルアンパバン。

名前の響きも良い。

 

今頃は乾季だから、あのクァンシーの滝はきっとエメラルドグリーン。

行きたいな。泳げないけど。

 

あの雨に濡れた道とか、パン屋の軒先とか。

思い出補正抜きで、良いです。

 

 

 

チベットのトイレ事情

チベットのトイレ事情についてお話ししようと思う。

とても汚い話なので、気分を害してしまうかもしれない。

一応誰かにとって有益な情報となるかもしれないから、真実をありのまま書き留めたい。

 

 

まずはじめに、今の中国のトイレ事情について。

昔は仕切りがないボットン便所のような、いわゆる「ニーハオトイレ」(横の人と顔を合わせて挨拶できるから)が普通だったらしい。

今でも北京の胡同が並ぶ街の公衆便所はこの仕様だが、さすがに普通の飲食店とか学校やデパートのトイレは個室がある。

 

ただし備え付けの紙はなく、大抵個室に大きなゴミ箱があるのでそこに捨てていく。紙が山積みになったゴミ箱が異臭を放っているのはごくありふれた光景である。

ちなみに中国人は洋式を好まないらしく、和式(?)ばかりだ。

もちろん外資の良いデパートや一般以上のホテルなら洋式が普通だし、なんなら紙も流せる。

中国の今後のトイレ革命に期待。

是非是非日本の神トイレ技術を学んで欲しいところである。

 

話はチベットに戻るが、ラサ市内のカフェやレストランのトイレも大体そんな感じだろう。

 

ただ、観光地ではニーハオトイレ率が異様に高かった。

ナムツォやヤムドクへ行く途中、検閲所のような場所にあるトイレはまだ個室だった。

しかし山を登っていくにつれ、サービスエリアっぽい場所や湖の手前なんかにあるトイレは目も当てられないほど汚かった。

確かに、標高の高い場所で都市部と同じレベルのトイレを期待するのははなから間違っている。

日本でも山とか森の中にあるトイレはボットン便所だったりする。

 

しかし、これらの場所にあるのはもはやトイレと呼べる空間ではない。

ただの穴である。

1番きつかったのはナムツォへ行く途中にあった公衆便所。

土産屋の人が利用者から一元か二元ほど徴収していた。

観光客は皆ここで用をたす為、それなりに列を作って待っていた。

我々もおとなしく金を払い待っていたが、なんだか様子がおかしいことに気づいた。

帰って来る人たちが嫌そうな顔をしている。

 

観光客はみな壁に沿って並んでいたが、その先に建物の気配がない。

 

もしや、これは…青空ニーハオトイレではないか。

 

その予感は正しかった。

 

壁の向こうにあったのは、

コの字に積み上げられた低い石の壁。

そしてそのコの字壁に沿って穴が4〜5個開けられており、観光客はそこで用を足していた。

 

何もかも丸見えである。

しかも、こちら向きである。

つまり並んでいる人と用を足している人は対面状態にある。

仕切りはない。

4〜5人の人間が用を足している姿が嫌でも目に飛び込んでくる。

 

思考が停止しかけた。

 

言うまでもないが水洗ではない為、穴の付近には汚物が積み上がりハエが飛び交っている。

 

地獄のような光景だった。

 

それから何度もニーハオトイレを経験したが、あの光景に勝るものには未だ出会っていない。

 

ただのニーハオトイレ、つまり屋内で横一列に穴が並んでいるだけの場所ならもう何とも思わない。仕切りなんかあったら嬉しい方だと思う。

人間あそこまで汚いものを見てしまったら、

吐き気などもはや起きてこないことがわかった。

やるか、やらないかの選択だけ。

 

 

ちなみに、1番快適だと感じたトイレは

高原上の青空トイレである。

こんなことを書くのは成人としてどうなのか分からない。

 

どこかの帰りに高原を走っていた時に、ものすごくトイレに行きたくなってしまったが近くにトイレがなかった。ガイドに伝えると岩を指された。

このままでは膀胱が破裂してしまうと思ったので思い切ってやってみようと、1人車の外へ。

 

 

岩がたくさんあるので仕切りは問題なさそうだった。

頭上に広がる青空。

足元に緑の草原。

天国のような場所でわたしは用を足した。

 

ずっと複数人で行動していたので、ここで初めて1人になった。

ずっと夢見ていた景色の中で、自分1人だけがこの開放感を許されたと思うと心が震えた。

精神的な疲労はすべて高原の風に吹き飛ばされ、心は澄み切った。

 

 

車に戻るとみんなは、青空トイレをかまして来た成人の私に、何もなかったかのように接してくれた。

グループ旅行では思いやりが大切である。

 

 

 

汚いトイレを思い出すと何だか気持ち悪くなってきたが、

あの高原の景色でなんとか上書きできた。

 

 

それにしても、公衆便所で金を取るならもっと整備してほしい。

 

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