衰える語学力
今日、こんな夢を見た。
自分は現実と同じ会社の職員で、スーツを着ている。
何かの用事があって、とあるお宅を訪問した。
その家は外国にある豪邸で、
1階のフロアだけで物凄い広さ
大理石のツルツルの床が輝いている。
浅くて広い温水プールと、その近くにテーブルや椅子があって何人ものメイドが働いている。
そのうちの一人が自分の知り合いで、
お茶を飲んでいきなさいよと言う。
ちょうど向こうで家主とその仲間がパーティをしているのでその輪に入れてもらう。
みんなは英語の歌を歌って踊って楽しそうである。
すると、家主が突然わたしを指してみんなの前に立たせようとしてきた。
みんなが歌っている歌のサビをわたしに歌わせようという感じだった。
私は英語で、この歌知らないです。英語もあまりできないから歌えない、というと
途端に場が白けてしまい、家主にも嫌な顔をされてしまう。
気まずすぎて弁解もできずに、そそくさとその場を離れる自分。
気にすんなよ、と声をかけてくれる人も居たが
場を盛り下げてしまった罪悪感と自分への失望感でかなしい気持ちになって目が覚めた。
なんて情けない夢だろうか。
実は今の自分の悩みがとても鮮明に表れている。
英語や中国語をはなすことがめっきり減り、どれぐらい話せなくなったかも自覚できていない。
認めるのがこわい。
今の仕事は日本語さえ話せればOKなのではあるが、あの場をしらけさせた気の利かなさはもう1つの悩みでもある。
あの場で問題だったのは英語がわからないからではなくて、対応力が欠けていたからだと
目が覚めたあとの朧げな脳内で原因を明らかにしていた。
適当にでも歌っておけばよかったとか
何かしら話せばよかったとか
色々考えてしまった。
夢の話は夢として、
またちょっとずつ外国語を日常に引き戻していこうと思う。
いずれまた必要になる時がくるはずだから。
言葉もそうだが、気持ちもちょっと立て直したい。