クァンシーの滝
クァンシーの滝へ向かうミニバン。
山の中の道はなかなか景色が良かった。
時折ハッとするような豪華な邸宅や、中国語の看板が見えて来る。
oppoやhuaweiのショップを多く見かけた。
こんな山の中にまで進出しているのだから、凄い。中華の力、恐るべし。
看板やバルーンのアーチを見ると中国の街が懐かしくなる。
ガタガタの道だが、結構スピード出てる…対向車とのすれ違いが怖い。
助手席に座っていたので、ぶつかったらひとたまりも無いなァとドキドキ。
対向車と衝突して、吹っ飛ばされてその辺の茂みに転がって…とかこわい妄想をしているうちに滝の入り口(にある村?)に到着。
まあどこの観光地でもあるが、入り口周りに飲食店やお土産屋が並んでいる。大体こういう場所の物価は高いと思っていたが、フルーツシェイクが普通に15,000キップと街中と同じ値段で売っていてちょっとビックリ。
チベットの山中の湖へ行った時は、中華料理が市内の3倍くらいの値段だった…。(市内の3倍は汚い)
滝への入場料は20,000キップ。
今は雨季のためほとんど濁流のような感じで、ガイドブックの写真とはまるっきり違う。
この点はあらかじめ理解してから行ったので、いざ飛沫をあげて叩きつけるように流れ落ちる滝を見ても困惑しない。ただ、少しでもエメラルドグリーンの水が見れるんじゃないか、と若干の期待を胸に秘めていたことは否めない。
残念ながら美しいエメラルドグリーンの水は見られなかった。
でも、この迫力は雨季だからこそ。
泳ぐのは無理だが、足をつけるくらいなら可能。
それでも水の勢いに足を取られそうになってちょっと怖かった。
初めて水の強さを知った。
なんか海パンを履いた韓国人が居たが、泳ぐつもりだったのだろうか…気の毒。
メキメキにいれた刺青が虚しく見えた。
やっぱり、エメラルドグリーンの水、見たかった。