TIME TRAVELER CHITA

I'm CHITA, Hongkong super star. Tibet

さらば、ウィーン

そんなこんなでウィーンをしっかりと満喫した。

今回は美術館系に行けなかったので、次来るときはもっと時間をとってゆっくり回ろうと決めた。

もう一度来たいと思わせる所なんてなかなか無いので、さすがウィーン。敬服した。

 

 

満ち足りた気持ちで空港へ向かう。

ここで悲しいことが連発した。

 

話は昨晩に遡るが、宿で音楽を聴いていた時にイヤホンから突然砂嵐音が流れ出したのだ。

これはイヤホンのせいに違いない、と何の疑いも持たず、別の端末に挿して確かめることもせず、空港でappleの純正のイヤホンを購入した。

そして新しいイヤホンをるんるんでiPhoneに挿すとまた砂嵐音。

iPhone本体が壊れたのか、とショックを受けた。

それからふと気がついてググると、再起動すれば直ると書いてあった。

その通りにすると砂嵐音は消え、元のイヤホンもちゃんと機能していることを知った。

 

疲れていたとはいえ、情弱の極みではないか。

 

ちなみにこの元のイヤホン(純正)は、東京のゲストハウスで困っていた中国人を助けた時に貰ったものだ。

 

まあイヤホンも消耗品なので、もう1つ予備に持っていても良いかもしれないね、と遠方の友の励ましによって気持ちを立て直し、搭乗ゲートへ向かう。

 

飛行機に乗る前に、水を買っておこうと思い、カフェの高い高い高い水を買った。

そして一口飲んで、それが炭酸水であることに気づいた。

ショック。

そういえばヨーロッパには炭酸水トラップがあるということを忘れていた。

 

パッケージを見ずに買ってしまったのを後悔した。

諦めて炭酸が抜けるまで待ったが、抜けたところで飲みにくいので新たにもう一本水を買った。

全くわけがわからんが、それもまた炭酸水だった。

 

思ったより自分は疲れていたようだ。

さすがにもう水は諦めて、搭乗ゲートで気を鎮めることに努めた。

 

そういえば、ヨルダンで買ったパワーストーン的な腕輪を今朝は付けていなかったのを思い出した。

買ってから毎日着けていたのに、今朝はそれを外したからこんな悲しい事が立て続けに起きたのでは?とひらめき、すぐさま腕輪を着けた。

 

その甲斐あってか、ウィーン→北京間のフライトでは

2列シートの窓際、横は無人という最高の席を得た。

席を広々使いながら、ファンタスティックビーストの1と2を観た。

トイレ行き放題。

とても快適だった。

 

ヨルダンの腕輪、これはもう外せないな、と思っていたが酷使しすぎたか歪み出したので今はもう着けていない。

 

それから、無事定刻通りに北京につき

少し時間があったのでベンチで寝転がっていたら、知らず知らずのうちにガチ寝していた。

「パッセンジャー…×××××…」のアナウンスで目が覚めた。

見るとボーディングタイム15分前、一瞬ひやっとしたが余裕だった。

 

 

北京→関空のフライトでは2列シートで横に若い中国人の女が座っていたが、

もはやここまで来るとどうでもよかった。

最初のうちはおとなしかったし。

ひたすら爆睡。

 

 

しかし着陸30分前くらいになって、スマホでドラマを見ていたその女は、突然イヤホンを外して本体から音を垂れ流し始めた。

 

全く意味がわからない。さっきまでイヤホンつけて大人しく見てたじゃん。

気圧のせいで聞き取りづらくなったのか知らんが

普通にうるさかったので注意しようか迷った。

中国人あるある、スマホ本体音流し。

 

もうすぐ着くから良いか、と思い直して我慢したがああいう時にすぐ注意して自分の平和を取り戻せる強さが欲しいと思った。

 

 

何はともあれ、今回もまた無事に帰国できた。

盗難、事故、病気怪我共になし。

スマホの画面も無事である(cf.ルアンパバン)

 

 

 

帰って真っ先にラーメンを食べた。

やっぱり美味しい、日本のラーメン。

 

楽しい12日間だった。