TIME TRAVELER CHITA

I'm CHITA, Hongkong super star. Tibet

チベット自治区、ラサへの旅決意

〜これから書き記していくことは、1年前の夏の思い出です。現在進行形ではありません〜

 

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NHKの青蔵鉄道ドキュメンタリーを見てすぐチベットに行きたくなった。

あの突き抜けるような青空と広大な大地と、激しい昼夜の寒暖差にペルーを思い出した。

 

高地は空気が澄んで新しくて、息苦しいのがまた好きでだった。

青蔵鉄道の車窓から湖や高原やヤクの群れが見られるとのことで、とにかく「青蔵鉄道」に乗りたい!の一心でラサ行きを決意した。

 

この列車は中国の適当な都市から乗れるが、ラサへ入るには許可証が必須。また、ガイドとドライバーを付けなければならない。

1人で行くよりも数人で行った方が安い。

とはいえ周りにチベットに行きそうな人はそうそういないので手っ取り早くネットで探した。

当時みていたのは旅仲間募集サイトの、トリッピースを利用した。(どこにもない旅を、みんなでつくる。 - トリッピース)

 

日時と費用などを書き込んで募集をかけると意外と声がかかったのでびっくり。

1番まともそうだった人と連絡をとる。

遂にここで 自分、Hさん、Dさんの3人組が結成された。

 

 

ガイドとドライバーを付けるために現地の旅行会社と交渉(ウィーチャット:中国で主に使われているメッセージアプリ)する役割を請け負った。中国語を話せるのが自分だけだったため。

 

みんなの希望と予算を照らし合わせながら、旅行会社の人と相談。

ラサ5泊  ポタラ宮・ナムツォ(湖)・ヤムドク(湖)・ジョカン寺のツアーで1人60,000円ほど。

入場料も込み。

 

旅行会社の提案するホテルは星付きのやや高めなものしかなかったので、ホテルは自分で手配するからいいと断った。

そして(もはやおきまりの)booking.com!

 

今回は「吉雪酒店」

1泊1,000円/1人  の3人部屋、トイレシャワー付き。立地はメインストリート沿いで申し分なし。近くに美味い水餃子屋有り。

吹き抜けがあって開放的。チベットの色とりどりの旗が掛かっていて雰囲気は良かったが唯一の難点は、廊下に面した窓に鍵がかからない(ドアはかけられる)

もう諦めて、貴重品だけ携帯して後の荷物は持参してきた自転車用の太いチェーンでベッドにくくりつけておいた。

 

 

旅程は以下の通り。

 

関空からまず西安へ飛んで1泊。

翌朝の寝台列車でラサへ向かう(31時間 1泊)

ラサで5泊。

帰りはラサから飛行機でまた西安へ飛んで一泊。

翌日の飛行機で関空へ戻る。

 

次にお金の話をすると、

関空⇆西安の往復航空券が大体3万円。

ツアー代金(入境許可証手数料、鉄道代、ガイド代、車チャーター代、寺のチケット代こみ)で6万円。

ラサ→西安までの片道航空券が1万円。

現地食費、お土産で2〜3万円。

 

8泊9日の旅でおよそ12〜3万円ほど。

日本の旅行会社を通して行くよりもだいぶ安く収まったのではと概ね満足。

 

 

 

ちなみにこ 今回お世話になった中国の旅行会社は、名前を百度(中国の検索サイト)で検索してもちゃんとしたのが出てこなかったのですごく不安だった。一応知り合いのチベット経験者に紹介してもらった所だったので信じてはいたが…

入境許可証という一番大事な書類を受け取ったのが、中国に入国後というギリギリのスタイル。

どれだけ催促しても、すぐ送りますとしか言わないのでイライラ&恐怖で狂うかと思った。

許可証がなければ、まず鉄道に乗ることもできない。そして当然ラサに入ることができない。

ただのふらり中国旅行ではないのだとつくづく思い知らされた。