メコン川の向こう岸へ
地元民の利用するフェリーに乗船し、無事向こう岸へ到着。
地図にするとこういう事だ。
今まで滞在していた側は、レストランやホテルがたくさん並んだ ザ・観光地であったが、“こちら”側は完全な村だった。
観光客の姿は少ない。
昔ながらの素朴なつくりの家屋が並んでいてのどかな風景。
そこそこ整えられた狭い道が一本あり、村の小学生が自転車に乗って行く。
ただ、犬(おそらく飼い犬)がウロウロしているのが少し怖かった…。
一本道を進んで進んで、山の上にある「チョムペット寺院」へ続く階段に到達。
小屋の中で婆さんが寝ていた。
チョムペット寺院の入場料20,000キップを払う。
チケット売りの婆さんが、紙でできたチケットをナイフで切っていたのが印象的だった。
階段数は大した事ないが、この日は日差しが強く一歩一歩がとても重かった。
実際かかった時間は10分ほど。なんてことない丘だ。
そして、チョムペット。
美しい…
下界が見渡せる良いスポットだ。
数人のお坊さん以外誰もいなかった。
静かなお堂の窓から。
お堂と、小さな小屋がいくつかあり、お坊さんがなにか仕事をしている音だけが響く。
目下のメコン川、さわさわ揺れる木々、素晴らしい景色。
静かで平和なところ。とても良かったのでまた訪れようと思う。
帰る際、村の小学校の制服を売っている場所を見つけたのでシャツ(35,000キップ)を買った。
シン(22,000キップ)も欲しかったが、明らかにウエストがきつそうだったので怯んで辞めた。
岸に着いてから、シンのウエストは自分で調節できることに気づき、やはり買えば良かったと後悔した。