TIME TRAVELER CHITA

I'm CHITA, Hongkong super star. Tibet

冬のソウルへ

なんだかんだで韓国へ行っていた。

今は帰りの飛行機の中である。

 

去年のちょうど今頃も韓国へ行った。

氷点下、極寒。

昨日は雪も降った。

用事があって奈良に戻ったついでに、関空経由で韓国へ寄ってから地元に帰ろうという軽い気持ちだった。

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一年前のソウルの寒さを忘れて、本当に舐めきった格好で行ってしまった。

韓国人はみんなワタがたくさん入ったロングコートを着ていた。

 

 

 

ソウルでは

例の親友と、それから中国で仲が良かった別の子と会う約束をしており、他の目的は全くなかった。

なので、適当な格安ドミトリーに泊まればいいや、と深く考えずに3泊で2600円ほどのゲストハウスを予約した。

 

夏休みはラオスや香港やタイでカーテンなし二段ベットのドミトリーに泊まっていたので、

もう自分には格安ドミ耐性がついているだろうと勘違いしていた。

確かにラオスやタイではそれほど苦痛ではなかった。(香港での記憶は、自分の精神衛生を保つために忘却した)

 

でもなんでだろう。

無理だった。

 

まずゲストハウスのスタッフカウンターが地下にあって、たむろしている人たちのギャングっぽさに怯んだ。

 

それからドミトリーもなんかイヤだった。(笑)

23時すぎに着いて入室した自分もだいぶ迷惑な奴だったと思う。

同室の人は愛想がない、なんか怖い。

二段ベットの上しか空いてなくて、エアコン直下。

ベットの脚が細すぎて、めちゃくちゃ揺れる。

横になったら足元だけエアコンが当たって暑い。

 

舐めすぎて、コンセントのプラグ変換器すら持ってくるのを忘れていた。

スマホの携帯バッテリーはかろうじてまだ残っていたので、一晩は凌げると思った。

 

それからシャワーを探したが見当たらない。

 

よく見たら便所の奥にあった。

脱衣のスペースがない、サンダルを持っていないので入りようがない。

 

夏休みを終えてから日本で快適な暮らしをしすぎた。突然の生活レベルの落差についていけなかった。

 

このドミトリーは、世界水準でいえば普通だと思う。

ガチ バックパッカーの方からしたら、何寝ぼけた事言ってるんだと思われるかもしれない。

 

でも私はバックパッカーではない。金は多くは持っていないが、生活レベルを落としてまで節約したくない。

 

なんか急に全部無理になってしまって、

シャワーは諦めて不快なベットに戻って速攻booking.comで別のホテルを予約した。

三泊分の金は払っていたが、どうでもよくなった。

 

 

 

よくよく思い返してみれば、ルアンパバンにいた時もゲストハウス暮らしは1週間も経たないうちに辞めてホテル暮らしに切り替えていたんだった。

 

何も学んでいない。

もう2度とこんな事をしないと誓った。

あやうく発狂してしまうところだった。

 

 

たぶん、香港やソウルのような大都市で、というところがポイントなんじゃないかと思う。

 

周りは小綺麗で水準の高い生活をしているのに、自分はプライバシーを守ることもできずに我慢しながら暮らすというのがきつい。

 

ゲストハウスが悪いわけではなく、場所によってはむしろドミトリーの方が楽しかったりするのも事実である。

小汚いとか貧乏だとかいって蔑んでいるわけではない。

旅は工夫。

色んなスタイルがある。

 

それぞれのスタイルなので

私がドミトリーを諦めてしまっても、

お前は旅人を名乗るな、などと言わないでほしい。

 

 

ちなみに無理だったゲストハウスの名前は

キムチゲストハウス。

今思えば名前もなんか怪しい気がする。

 

一晩だけ寝て、翌日の朝すぐに明洞らへんの「sleeping panda」というホステルに行った。

ここはシングルで一泊3500円もしないくらいだったと思う。

オンドルがあって、暖かかった。

バスルームも良好。

USBの差込口が2つあったのでコンセント変換プラグも必要なかった。

カウンターのスタッフもいい感じだった。

パンダのマークが可愛い。

大好きになった。

明洞の近くなので立地も良い。近くになんでもある。地下鉄も割と近い。

 

次からソウルに来るときはここに泊まることに決めた。

 

 

 

 

 

振り返ってみれば、旅の記録の半分くらいがホテルの話になっている気がする。。

 

 

 

 


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