チベット回想
だんだん順序立てて書くのが難しくなってきた。
一年以上前のこととなると、どうしても細部は忘れがちだ。
記憶が混同している場合もある。
やはり旅の記録はリアルタイムが一番良い。
自分で読み返してみても、思い出の濃度が高くて心が満たされる。
チベット旅行のことを書くにあたって、iPhoneやデジカメで撮った写真を見返していたが
事実の説明や景色の描写はできても、
写真には映っていないところまでは書けない。
あんなに手当たり次第撮りまくっていたのに、
自分の感じ方や想像していたことはぼんやりしていて記録にならない。
ちゃんとメモしていかなくては。
誰かが撮った写真を見ているのと大して変わらない気がしてくる。
チベットで撮った写真で一番気に入っているのは多分これ。
こんなに気持ちの良い道路、他にあるだろうか。
運転したくなってくる。
表情豊かな山。
どの家にも中国の国旗が立てられていた。