TIME TRAVELER CHITA

I'm CHITA, Hongkong super star. Tibet

生活に余白をもとう

ガラッと秋になった。

季節はいつも前触れなく訪れる。

 

あれから、余白という概念を意識するようになった。

それはお茶の時もあり、煙草のときもあり

音楽を聞く時間のときもある。

 

いわゆるまったり時間のことで

でも余白と呼んだほうがなんか良い感じ。

 

仕事の時以外で、いそがしくしたり急いだりしたくない。

忙しく過ごすこと=充実というのは誤解だと思う。

余白こそが人生を充足させていると思う。

 

運転しているときなど特に思うが

みな何をそんなに急いでいるのか。

あおり運転など最たるもので何故数秒を速めるためだけに危険をおかすのか全く理解に苦しむ。

早めに家を出ればいいだけなのに

どうしてそんなに急がなければならないというのか。

爆走したところで次の信号で引っかかれば同じことなのだから。

 

運転は人をおかしくさせるのか

それともおかしいやつが運転してるのか

分からないが

とりあえずゆっくり過ごしたい。

 

 

涼しくなってきました

夜はすっかり涼しくなってきました。

やはり少し肌寒いくらいが一番良いですね。

寒さに耐え忍ぶところに、生命力を感じる。

 

ずっと寒くてもいいくらいです。

 

やっぱり人は何かに耐えることでエネルギーを使って、生きている実感を得るのでしょうか。

苦行主義ではないけれど皆心の中では

苦しみたいとか傷つきたいとか思っているとおもう。

 

幸せになりたいのに傷つきたい。

弱っていると周りに優しくされるからでしょうか?

 

 

 

 

 

夏の終わり金沢

また気がついたら9月も半ばに差し掛かっている。

前回の投稿から2ヶ月経った。

その間自分は何をしていただろうか。

振り返ってみても特にこれといった出来事はない。。

 

かと言って何もしなかったわけでもなく、

人間関係の区切りが一つついたところも実はある。

 

 

それにしても、

時というのは留まることを知らないのだなあ。

朝が来て、夜が来てまた朝が来る。

いつの間にか夏になって、でも朝夕の風の気配でそれももう終わりが近づいていることを感じる。

秋はどうせ秒で過ぎ、冬になる。そしてまた1年が…

 

止めたくても止められない。

背けたくても背けられない。

 

四季のない世界へ行きたい。

前は、変化の激しい生活に憧れていたが

今はもうなるべく均等で静寂な日々を過ごしたいという願望がある。

 

最近全く自然に身を置いてないというか

良い景色に出逢ってない(赴いてない)ため

人生のスケールが急速に縮小した気がする。

最初はそういうことにつまらなさを感じてたがもはや慣れてしまった。

 

精神的にきつかった時期はもう過ぎたので

夜家で奇声を上げるとかは無くなったが(ヤバイ)

長く眠れなくなって休日も早朝に目が覚めるようになった。

年取ってる感じする。

早起きは別にいいけどそうすると1日が長くなってそれはそれで疲れる。

 

そういえばこの間中国茶に関する文章を少し読んで、そこに「中国の絵画では余白が重要。生活の中でお茶はその余白を担っている」というようなことが書いてあった。

1日が長くなっても、余白をちゃんととれば生活は豊かであるに違いない。

最近暑いからあんまりお茶淹れてなかったけど

鉄器の急須もあるし、またやろうと思った。

あと最近焼き物にも興味湧いてきて

美濃焼の皿をもう3枚も買った。

透かしてみるとろくろの跡が見えるのがすごい良かった。

 

なんだか支離滅裂な感じですが、

とりあえず生き急がなくていいよと自分に言ってやりたい。

 

 

 

雨ばかり

雨ばかり どころか災害レベルの豪雨で

梅雨ってこんなだったかな。と思う

 

というか実は今まで梅雨の概念を知らなかった。

梅雨自体は知っていたが、雨がたくさん降る時期というのが特別あるわけではないので(北陸は雨が多い)

あまり意識したことがなかった。

 

金沢は一年中天気が悪くて雨ばかりだけど

今回の豪雨は直撃しないみたい

ちょっと強めの雨が夜中に通り過ぎるくらいである。

だから寝る時にちょっと窓を開けておくと

雨音とひんやりした空気が心地良いくらいになる。

 

でも、流石に今年はなんか酷いことばかりで気が滅入ってくる。

情趣を解する余裕もない。

 

最近本当に心身ともに不調続きで

地球及び大地の怒りを感じる。

 

あらゆる外部の人工的な音が耐えられなくなってきた。

本当に静かなところに行きたい。

チベット高原とか。

 

 

ところでまた膀胱炎になってしまった。

一時間に一回尿意を催すため、落ち着いて座っていられない。

本当につらい。

膀胱炎になるのは4回目くらい。

膀胱炎が悪化するともっと悪い病気になるらしい。

原因はストレスも少しあると思っている。

ふと思い出したが3年前、チベット高原を車で通ったとき

トイレがなくてやむなく高原の岩陰で…ということがあった。

もしかして、バチが当たったのか

天国みたいな美しい場所で俗を擦り付けるようなことをしてしまった罰で膀胱に異常をきたすようになったのでは。

何となくしっくりきてしまう。

 

とりあえずお薬を飲んで4回目の膀胱炎を治そう。

 

雨、早く止んで

 

 

アマプラで唯一購入した映画について

アマプラで唯一購入した映画

『call me by your name』

邦題『君の名前で僕を呼んで』

を久々に見ました。

久々というか定期的に見ます。

原作も買ったのですが、なぜかいきって英語版を買ったので数ページしか読めていません。

 

しかし本当に美しい話です。

雰囲気系かと思いきや、ガッツリ台詞で伝えてくる系でした。

 

ストーリーはイタリアの田舎町で夏休みを過ごす少年エリオと、夏の間だけやってくるアメリカ青年オリヴァーの、ひと夏の恋。

少年エリオはまるで彫刻のような、美の化身。

青年オリヴァー(実際は役者が結構年上なので普通に良い大人)も、引けを取らないハンサムさ。

二人とも、美しいだけでなく知性にも溢れています。もはや存在が芸術。

 

二人は出会ってすぐに互いに惹かれ合うわけですが、初めは色々探りを入れてすれ違うのです。

オリヴァーはエリオの気を引くために女といちゃついてみたり、わざと身体に触れてみたり。

エリオはハンサム・ガイにそんなことをされモヤモヤムラムラして仕方ない。

そして〜省略〜遂に二人は想いを遂げます。

少年エリオの爆発する性欲に感動することでしょう。

 

二人は夏の残りをそれはもう楽しむのですが、

やがて避けられない別れの時が来ます。

列車に乗り込むオリヴァー、悲痛の面持ちです。 

そして列車は彼方へ。エリオは傷心のまま、家に電話をかけます。

「1つお願いがあるんだけど…迎えに来てくれない?」

迎えに来たママは何も言わず、エリオの頭をくしゃっとします。

セリフはないですが、ママはもう全て知っていたのですね。

 

 

そしてその夜、お父さんにはこんなことを告げられます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

お前たちは美しい友情を得たね。

もしかしたら友情以上のものかもしれない(実はお見通しでした)

 

今は苦しいだろう。

人は苦しい時、早く立ち直ろうとするあまり、自分の本当の感情をないがしろにしてしまう。

そうしているうちに、やがて後々出会う誰かに与えるはずの心の一部分までを失ってしまう。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

負の感情に蓋をして、目をそらし無理に平常に戻す。そして心をすり減らしていく。

やがて深い悲痛を感じることができなくなるだけでなく、

喜びや感動も、心の表面をサラッとなぞる程度にしか感じられなくなることでしょう。

 

それから、エリオ父は最後にこんなことも言ってくれます。

「心も体も、手にするのは一度だけ」

 

輪廻転生の考えのように、命は生まれ変わるんだい!と信じる人も多いと思います。

死んだあとのことは誰にも分からないので、まあ仮に生まれ変われるとしても、

だけれども、このスペックの体にこのタイプの魂が宿ることは恐らく今回だけでしょう。

組み合わせの問題です。

 

なので、来世があるからいいやと思わずに 

今このタイミングで得た人生を思う存分に味わおうと思います。

 

そして、例えば好きな人との別れ、旅の終わり、訳もない哀愁みたいなセンチメンタルな出来事とも向き合い、心を豊かに保ち続けたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

金沢おすすめ情報

仕方のないことではあるが最近全く遠出してないので、本来のブログの趣旨に沿った記事が書けない。

 

なので、前回に引き続き金沢のおすすめ情報を書いてみよう。

 

超オススメの一帯

【尾山神社〜金沢城、兼六園】

 

まず、尾山神社を参拝しましょう。

神社とは思えないステンドグラスのアーケードがおしゃれ。


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いつも何らかの祈祷をしているのが見れる。

太鼓の音に胸踊る。

たくさん掛けられた絵馬を閲覧します。

家族の病気が治りますように系には本当にかなしくなってしまう。

一時期、香港のひとたちが来てたのか

香港復活!系の絵馬が多かったけどもうそれらは無くなっていました。。

 

それから、尾山神社付近にはいくつかの喫茶店や小さい店が連なっています。

古い純喫茶には看板猫がいて、マジで可愛い。

純喫茶は本当の純喫茶なのでまだ入れてません。

 

その一帯に小さいパン屋さんがあり、

ハード系のパンを取り扱っておられます。

天才なのかと思うほど美味しく、素敵で優しい気持ちになるパンです。

その手前にもう1軒カフェがあり、そこのほうが良く行く。

平日も休日も行っているのに関わらず一切話しかけてこないのも良い。

いつもありがとうございますとだけ

ハヤシライスがダントツで美味いが他のトースト系も外れがない。

むしろあの店でイマイチと思うメニューがない。

天才かと思ってしまう。

本なんかもたくさんあり、ミュシャの画集もあります。

入院中はここのご飯を想って思わず涙を流した夜もあった。ベットに戻れず、暗い廊下でこの店のテイクアウトメニューのチラシをじっと眺めていた夜も。

 

 

それから、ぐるっと回って金沢城へ向かいます。

裏から入る形になるので観光客もいないし

ちょっとしたハイキングコースは自然を感じられてとても気持ちいい。

蛇とか居そうな感じはある。

登り切ると金沢城と市街地を見下ろせる開けたスポットにたどり着き、白いお屋根がイイネ〜という感じです。


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ここまで無料

 

金沢城の中には入らず、

一番有名な門から抜けるとすぐに兼六園の入り口が現れます。

兼六園は有料(三百円くらい)

 

大体こんなコースで散策すると午前中いっぱいは楽しめると思います。

 

そういえば美術館もそろそろ開く頃だ。

会員になって数回しか行ってないけど、改装工事とコロナ閉館の期間があったので

特別に会員期間が延長されていた。

ラッキー!

新しい展示も始まっているのでぜひ行こう。

いつもは観光客が多くて多くてまともに見られないけど今なら…

 

 

 

最近の金沢

金沢にきてから遂に1年が経った。

最初は金沢の至る部分がいけすかなくて不愉快な気持ちにさせられていたが

最近はようやく心を開いてきたのか居心地が良くなってきた。

 

雨ばっかりなのも、小京都ですけど?みたいな情緒ある街並みにも

良さを感じるようになってきた。

 

特に金沢城なんかは無料で入れて緑を味わえるので重宝してしている

城の中に入ったことはないけど、

お堀らへんの開けたところでのんびりするのは素敵である

 

それから行きつけの店ができて、顔馴染みになってきたのも一つの要因かも知れない。

 

特に気に入っているパン屋さんなんかは、

優しい女の人が1人でやっていて、日曜日は二階がカフェスペースとして開放されてるので

やや遅めの朝ごはんに最適

パンも美味しい、カフェラテも美味しい(甘すぎない)

 

あと、最近思うのは、でかい鳥が空中をよく旋回しているのがきになる。

食べ物を持っていると襲われそうになったことが2回ほどあった。

恐ろしい街だ

 

それから、本店は金沢ではないが石川を代表する加賀棒茶にめちゃくちゃハマっている

丸八製茶場というところが売っているやつが特に美味しいしセンスがいい

加賀市の本社まで出向いたこともある

石川県内には、駅前と東茶屋街、加賀本社、それから富山の駅前に店舗があるが一応全部行ってみた

あとは東京の品川にも店舗があるらしいがまだ行ってないので今度行ってみようと思う

 

去年はインスタで散々金沢のことで喚いていたので

何組も友達が来てくれたのは本当に嬉しかった

 

また今回の例のあれが治まってきたら

遊びに来て欲しいなと思う

今ならいろんなところを案内できる

 

今年は加賀棒茶を極めたい。